気象庁は31日、東日本と西日本の太平洋側、沖縄・奄美では今後2週間程度、少雨が続くと発表した。西日本では猛暑となる予想で、農作物や健康の管理に注意するよう呼び掛けた。

 気象庁によると、これらの地域では7月、局地的に大雨となった所があったが、広範囲のまとまった雨はなかった。今後も太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多く、少雨を解消するような雨は予想していない。

 7月1日から30日までの降水量は、東京都心が平年の73%の115・5ミリ、名古屋市が91%の183・0ミリ、大阪市が28%の44・5ミリ、福岡市が49%の134・0ミリ、那覇市が3%の4・5ミリ。


東・西日本太平洋側と沖縄・奄美の少雨に関する全般気象情報 第2号