『ガソリン市況値上がりへ 140円台相場が浸透 』
 原油価格が高騰しており、国内のガソリン市況も値上がりとなってきた。原油価格は、WTIが106/バーレル、中東産が120ドル台に乗せてきた。また、為替が80円/ドルと円安に転じており、コスト高となってきた。
 そのため、仕切価格の値上がりによって、販売業者がユーザー転嫁に取り組んでいる。1月末の首都圏の街道沿いのSSでは135円〜138円/Lが平均値で、安値では132円〜133円であったものが、140円、さらに143円へと値上がりしてきた。
 1月時点のガソリン販売の不振から、販売業者に焦りが出て安値競争へと進展し、末端市況が下落した。しかし、原油価格はイランの核開発疑惑問題により、各国が制裁措置を講じており、アメリカは日本政府に対して、イラン産原油の輸入停止を要請するなど、緊迫した情勢となっている。一方、イラン政府は原油輸出を禁止する対応措置を伝えている。
 その結果、ここにきて原油価格上昇となったのだが、アメリカではWTIも株価も経済指標も上昇となっている。(日刊石油タイムズ)

◇NY原油、続伸 4月物109.77ドルで終了 9カ月半ぶり高値(日経新聞)
 24日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場は続伸した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で、期近の4月物は前日比1.94ドル高の1バレル109.77ドルで終えた。一時109.95ドルと、期近物として昨年5月4日以来、約9カ月半ぶりの高値をつけた。産油国であるイランの核開発疑惑が一段と強まり、原油に買いが膨らんだ。
 国際原子力機関(IAEA)が、イランが核開発を拡大しているとの報告書を公表。核開発疑惑を巡り同国と欧米の対立が一段と深まるとの観測が広がった。イランの政情不安が中東産原油の供給懸念につながり、原油相場の先高観が強まった。外国為替市場でドル安・ユーロ高が進み、ドル建てで取引される原油の割安感が強まったことも買いを誘った。
 原油高はガソリン価格上昇などを通じて個人消費の重荷となるほか、コスト増により企業業績を圧迫する要因になる。
 米国内のガソリン価格は1ガロン3ドル50セントを超え、TVニュースは繰り返し、米国民が「ペイン・アット・パンプ(ガソリンスタンドで実感する痛み)」を感じ始めていると伝えた。1ガロンは= 3.78541178 リットル。米国でも100円/Lに迫る価格上昇と言うことになる。

◇円、対ドルで一時81円台 7カ月半ぶり安値(日経新聞)
 24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は大幅反落した。前日比1円20銭円安・ドル高の1ドル=81円15〜25銭で終えた。一時81円22銭と昨年7月8日以来、約7カ月半ぶりの安値をつけた。yen$


◇ガソリン先物取引相場
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