興味深い研究結果があったので紹介する。

 野球選手の打率が高くなる時間帯は、睡眠パターンによって異なる傾向にあることが、米大リーグ選手を対象にした予備的研究によって明らかになった。
 研究によると、朝型を自認する選手は早い時間のゲームで打率が高く、晩い時間になると打率が下がることがわかった。反対に夜型の選手は、晩い時間のゲームで打率が高いという。
 人間は誰しも、概日リズムと呼ばれる自然の睡眠パターンを持っている。右利きの人と左利きの人がいるように、この概日リズムが人間を朝型と夜型に分けている。概日リズムは、年齢とともに早い時間帯へずれる傾向にある。「概日リズムは、行動や身体パフォーマンスなど、人間のあらゆる生理的側面に影響を及ぼす。髪の色が人によって茶色だったり赤だったりするのは遺伝によるものだが、それと同様に、1日の特定の時間帯におけるピークパフォーマンスに個人差がみられることにも、遺伝子がある程度関与している」。
 野球選手を対象にした今回の研究で、研究チームは、大リーグ7球団の選手16名に、睡眠に関する標準的な質問票に答えてもらった。質問票はその人の概日リズムを明らかにするもので、質問の結果、選手9名が夜型、7名が朝型と判明した。
 次に研究チームは、選手の2009年と2010年の成績を分析し、試合開始時間との照合を行った。選手はタイムゾーンをまたいで移動することもあるため、試合開始時間はその分を計算に入れて調整したという。分析の結果、午後2時より前に始まった試合では、朝型の選手の打率(.267)が夜型の選手(.259)を上回っていた。同様に、午後2時以降に始まった試合では、夜型の選手の打率(.261)が朝型の選手(.252)を上回った。
 「体が行うことにはすべて、自然な山と谷があり」、人間は最も覚醒しているときに、より良い運動パフォーマンスを発揮する可能性が高いとしている。
 だからといって、夜型の人が、遅くに寝て遅くに起きるという睡眠パターンを永久に抜け出せないわけではない。概日リズムを変える方法もある。体内の睡眠リズムは、明るい光に接する時間帯に影響されるため、例えば1日の早いうちに光を浴びるようにすると、睡眠サイクルを早い時間にずらすことが可能。また、アルコールの摂取も時差ボケと同じように睡眠サイクルを乱すことが明らかになっているという。
 総じて、睡眠におけるわれわれの嗜好や習慣は、従来考えられていた以上に、生活や行動に深く影響を及ぼしていることが認識されつつあるとのこと。

アルペンスキーの場合、冬場暗い時間から目を覚まし、1本目に向けて体制を整えることが多い。
2本目は、昼前後からのスタートとなる。基本的には朝型スタイルのリズム構成と思われる・・・
はたして、皆は朝型人間か?
ある程度、自分のリズムを朝型に変えることも出来るので、是非、下の内容を参考にして欲しい。

 朝型生活のすすめ

 あなたは 朝型? 夜型?

 あなたの睡眠は ヒバリ型? フクロウ型?

 概日リズム