一流選手の条件・・・
以前、「Alpine Journal」やブログでも
似たようなことを紹介したことがある。

もともと、この内容、
メンタルトレーニングの一環として
「心理的スキル※」として提唱されている。
※スキル(skill)=技量。
訓練によって得られる、技能や技術。

この内容を「Culb-Alpine」の皆さん向けにアレンジして、
書き下ろしたいと思う。

1.夢を持ち、夢を達成する為の計画を立て、夢に向かって努力している。
 目標を持たずに、ただ練習をしていても「質の高い練習」は、できない。
 「私は、こんな選手にないたい!」「そのためには、こう言うトレーニングが必要」
 具体的な出場したい大会と目標順位も明確にし、それに向けたトレーニング計画を立てる。
 3〜5年先をイメージし、目標は高めに設定するのが良い。
 それを達成させるために、毎年、毎月、毎日の実行計画を練る。
 直ぐには、誰も実現することは不可能なものです。
 (以前のブログで紹介した、「夢」の作文を思い出して欲しい)

2.試合での緊張やプレッシャーは、あたり前に起こることで問題とは思わない。むしろ、味方にしている。 
 試合になれば、ほとんどの選手が緊張やプレッシャを感じる。
 しかし、一流選手は、この緊張やプレッシャを味方につける方法を知っている。
 自己の集中を高め、他人を寄せ付けず、さらに周りへは緊張感を与える力が出る。

3.常に鮮明に自分の最高プレイ(できたプレイ)をイメージしている。
 練習や試合に対する心の準備として、
 「より鮮明で、リアルなイメージ」をいつも活用している。
 練習では、多くの課題を対応するための「技術の引き出し」をイメージして、つくることができる。
 試合では、その「引き出し」を思い出し、対策がいつも打てる。
 練習や試合などで良かったときのイメージは、「スキーノート」にその時の様子を細かにメモすることを薦める。

4.大事な場面で、途切れることのない「集中力」を身に付けている。
 試合の大事な場面での集中力の高め方を知っている。
 従って、普段から「質の高い・中味の濃い練習」ができ、
 良い結果を出すコツを知っている。

5.常にプラス思考であり、その結果、状況・指導に対して前向きに受けとめることができる。
 素直で、人の話を良く聞くことができる。
 人の言うことを素直に受け入れられることは、その内容を自然に自分の身につけることが、できることを意味する。

6.日頃から自分に対する言葉がプラス思考である。よい自己暗示ができている。
 自分自信や人に対する言葉使いが、プラスの言葉遣いや会話ができる。
 プラス思考であるから、言葉の内容も前向きなことが出てくる。

7.試合に対する準備ができている。「心・技・体」の全ての分野に対して準備ができている。
 試合に対する「心の準備」を高めているために、より試合で勝つ可能性を秘めている。
 想定される試合の各場面でのイメージができあがっているということである。
 インスペクションなどで、状況を読むことができ、既に自分の戦略ができあがり、そこに不安はなく、集中することができている。

これを参考に
今シーズンの作文を書いてみてはどうかな?