2011年07月
若大将こと、加山雄三が経営する新潟県湯沢町土樽の「加山キャプテンコーストスキー場」が閉鎖することになった。 「開場以来、赤字続きだったが、東日本大震災の影響で運営資金の調達が困難になり、閉鎖することにした」と話している。
同スキー場は、1991年12月にオープン。初・中・上級者のゲレンデを備え、リフトは4基。加山さんがコースの設計段階から関わり、スキー場運営会社の社長も務めていた。
昨シーズンは「リニューアルに向けた準備をする」として休業していた。利用客数は2007〜08年シーズンに2万人を超えたが、09〜10年シーズンは約1万5000人と減少傾向にあった。
加山さんは、「5歳から、毎年欠かさず訪れている」と言うほど同町への思い入れが強く、湯沢町の特別観光大使第1号となっている。
加山さんは「若者がインドア志向となり、スキー人口がものすごく減った。大震災の影響も大きく、自分も被災地チャリティー活動に力を注いでおり、スキー場維持のために動けなくなった」と決断の理由を説明。 一方で、「同町とは今後も密接な関係を維持していきたい」としており、「これで縁が切れたわけでなく、これからも湯沢のために役立てることがあればうれしい」と話している。
日本にスキーが伝わってから100年・・・。 特に最近の四半世紀で、その発展と衰退を見てきたが、これが日本経済の縮図として映ってならない。
現在の日本のスキー人口は720万人と言われており、ピーク時の1993年の1860万人から4割以下にまで減少している。 バブル崩壊やレジャーの多様化、そして少子化と若者のスキー離れも一因である。
利用者の激減によって、名門スキー場も次々に閉鎖している。
・長野オリンピックの会場となった『かんばやしスキー&スノーボードパーク』
・80年以上の歴史を持つ『大町スキー場』
・『私をスキーに連れてって』の舞台となった志賀高原『前山スキー場』と『笠岳スキー場』
・札幌市内にある『真駒内スキー場』
・基礎スキーの聖地として有名な『浦佐スキー場』
などなど・・・
ほかにも休業状態のスキー場も入れると、ピーク時には700箇所以上あったスキー場が、現在は500箇所以下になっている。
スキー場を作るには、コース整備やリフト設営、ベースとなる建物や駐車場・道路整備など莫大な設備投資が必要で、その償却の年数と維持費が掛かる。一方、閉鎖するとなればリフトなどの撤去費用が必要。また、最近は雇用対策や補助金獲得目的で作られたスキー場も多く、簡単には閉鎖出来ない状況とのこと。
そんな中、
過去にスキーを楽しんだ経験を持つファミリー世代に再び足を運んでもらおうと、スキー場に託児施設などを作り、あらたな需要に向けて取り組むスキー場も増えてきた。
是非とも、今後はジュニアレーサー育成などへも環境を整えて欲しいものである。
この層は、毎週のように通って来るし、上手くコーディネートすれば需要はあると思うが・・・。
同スキー場は、1991年12月にオープン。初・中・上級者のゲレンデを備え、リフトは4基。加山さんがコースの設計段階から関わり、スキー場運営会社の社長も務めていた。
昨シーズンは「リニューアルに向けた準備をする」として休業していた。利用客数は2007〜08年シーズンに2万人を超えたが、09〜10年シーズンは約1万5000人と減少傾向にあった。
加山さんは、「5歳から、毎年欠かさず訪れている」と言うほど同町への思い入れが強く、湯沢町の特別観光大使第1号となっている。
加山さんは「若者がインドア志向となり、スキー人口がものすごく減った。大震災の影響も大きく、自分も被災地チャリティー活動に力を注いでおり、スキー場維持のために動けなくなった」と決断の理由を説明。 一方で、「同町とは今後も密接な関係を維持していきたい」としており、「これで縁が切れたわけでなく、これからも湯沢のために役立てることがあればうれしい」と話している。
日本にスキーが伝わってから100年・・・。 特に最近の四半世紀で、その発展と衰退を見てきたが、これが日本経済の縮図として映ってならない。
現在の日本のスキー人口は720万人と言われており、ピーク時の1993年の1860万人から4割以下にまで減少している。 バブル崩壊やレジャーの多様化、そして少子化と若者のスキー離れも一因である。
利用者の激減によって、名門スキー場も次々に閉鎖している。
・長野オリンピックの会場となった『かんばやしスキー&スノーボードパーク』
・80年以上の歴史を持つ『大町スキー場』
・『私をスキーに連れてって』の舞台となった志賀高原『前山スキー場』と『笠岳スキー場』
・札幌市内にある『真駒内スキー場』
・基礎スキーの聖地として有名な『浦佐スキー場』
などなど・・・
ほかにも休業状態のスキー場も入れると、ピーク時には700箇所以上あったスキー場が、現在は500箇所以下になっている。
スキー場を作るには、コース整備やリフト設営、ベースとなる建物や駐車場・道路整備など莫大な設備投資が必要で、その償却の年数と維持費が掛かる。一方、閉鎖するとなればリフトなどの撤去費用が必要。また、最近は雇用対策や補助金獲得目的で作られたスキー場も多く、簡単には閉鎖出来ない状況とのこと。
そんな中、
過去にスキーを楽しんだ経験を持つファミリー世代に再び足を運んでもらおうと、スキー場に託児施設などを作り、あらたな需要に向けて取り組むスキー場も増えてきた。
是非とも、今後はジュニアレーサー育成などへも環境を整えて欲しいものである。
この層は、毎週のように通って来るし、上手くコーディネートすれば需要はあると思うが・・・。
北京の今日は、快晴の一日でした。
午前中はOFFだったので、プチ観光へ行ってきました。
北京南駅から地下鉄で40分。2元で行くことができます。
今日は土曜日ということもあり、天安門や北京動物園などへ繰り出す観光客や地元の家族連れでごった返し、地下鉄内は日本の通勤ラッシュ並みの混雑でした。(写真は空いたころ)
頣和園(イーホーユエン、Summer Palace)
世界文化遺産に登録された、290万平米の巨大な公園。清朝の乾隆帝の時代に現在の原型となったが、1860年に英仏連合軍が侵略し破壊した。その後、西太后がこの地を気に入り、軍費を費やして再建したが、その影響が清朝滅亡のきっかけとなったとのこと。
ここは昆明湖という水辺があり、小高い丘と共に森と湖の地形により、都市部より涼しげな環境を造りだしている。
確かに数度は気温を低く感じた。
ここからの景色は、霧に覆われて霞んだ風景が写真に載ることが多いが、珍しく澄み渡った写真となった。
丘の建造物からの眺めは最高とのこと。(時間がないため行くことは出来ませんでした)
夕方、仕事を終え、ホテルを空港に近い方へ移りました。(昼間の市内の渋滞は、時間が読めませんので・・・)
ホテル近くには、現代版の水辺の公園があります。
朝陽公園(Chaoyang Gongyuan)
朝陽公園は国家屈指の観光名所。北京市の外国領事館区と北京商務中心区と隣接し、交通の便も良い。公園の広さは、南北の長さは約2.8キロ、東西の幅は約1.5キロがある。計画した面積は2.78平方キロで、うちの水面面積は0.68平方キロがある。緑地の割合は87%で、北京市四環以内の最大な都市公園。1984年に工事を開始、2004年9月15日に公園全体の開放を始めており、現在も開発中。
最近、モールが完成し、この周辺はヨーロッパの文化を取り入れた感じがあります。
水辺にはカフェなどが並び、今日からオープンする店があるなど、日々発展している感じです。
午前の清の時代の庭園と近代化している現在の中国の公園を堪能できた感じがします。
夕食は、モール内にあるFoodコーナーで「回転すし」ならぬ、「回転HotPot」の店にに入りました。
食材が回転テーブルに載って好きなものを取り、自分の鍋に入れて食べます。
今日は一人でしたので、こんな食事が暇を弄びながら楽しめました。
明日は帰国です。
結局、夏休みは出張で費やしてしまいました。
1週間が長かった気がします。
それにしても、
中国に来ると、人々や建造物、食べ物など、いろんなギャップに対して、常にCultureショックを受けてしまいます。
午前中はOFFだったので、プチ観光へ行ってきました。
北京南駅から地下鉄で40分。2元で行くことができます。
今日は土曜日ということもあり、天安門や北京動物園などへ繰り出す観光客や地元の家族連れでごった返し、地下鉄内は日本の通勤ラッシュ並みの混雑でした。(写真は空いたころ)
頣和園(イーホーユエン、Summer Palace)
世界文化遺産に登録された、290万平米の巨大な公園。清朝の乾隆帝の時代に現在の原型となったが、1860年に英仏連合軍が侵略し破壊した。その後、西太后がこの地を気に入り、軍費を費やして再建したが、その影響が清朝滅亡のきっかけとなったとのこと。
ここは昆明湖という水辺があり、小高い丘と共に森と湖の地形により、都市部より涼しげな環境を造りだしている。
確かに数度は気温を低く感じた。
ここからの景色は、霧に覆われて霞んだ風景が写真に載ることが多いが、珍しく澄み渡った写真となった。
丘の建造物からの眺めは最高とのこと。(時間がないため行くことは出来ませんでした)
夕方、仕事を終え、ホテルを空港に近い方へ移りました。(昼間の市内の渋滞は、時間が読めませんので・・・)
ホテル近くには、現代版の水辺の公園があります。
朝陽公園(Chaoyang Gongyuan)
朝陽公園は国家屈指の観光名所。北京市の外国領事館区と北京商務中心区と隣接し、交通の便も良い。公園の広さは、南北の長さは約2.8キロ、東西の幅は約1.5キロがある。計画した面積は2.78平方キロで、うちの水面面積は0.68平方キロがある。緑地の割合は87%で、北京市四環以内の最大な都市公園。1984年に工事を開始、2004年9月15日に公園全体の開放を始めており、現在も開発中。
最近、モールが完成し、この周辺はヨーロッパの文化を取り入れた感じがあります。
水辺にはカフェなどが並び、今日からオープンする店があるなど、日々発展している感じです。
午前の清の時代の庭園と近代化している現在の中国の公園を堪能できた感じがします。
夕食は、モール内にあるFoodコーナーで「回転すし」ならぬ、「回転HotPot」の店にに入りました。
食材が回転テーブルに載って好きなものを取り、自分の鍋に入れて食べます。
今日は一人でしたので、こんな食事が暇を弄びながら楽しめました。
明日は帰国です。
結局、夏休みは出張で費やしてしまいました。
1週間が長かった気がします。
それにしても、
中国に来ると、人々や建造物、食べ物など、いろんなギャップに対して、常にCultureショックを受けてしまいます。
いよいよ中国版新幹線に乗車です。 日本の新幹線には、車内販売のバイト経験もあり、相当の距離を乗っていましたので、その比較とパクリぶりを比較しようと興味津々で高速鉄道に乗りました。
中国人に聞いても「脱線事故から間もないので不安がないかと言うと嘘ですが、時間には変えられない」と言う人々で駅は多くの人でごった返しています。
逆に事故直後のため、当局もこれ以上の失態は許されないと言う緊張感があるので安心だったりもします。
北京から天津へ向かいます。(天津へは一つ手前の「武清」と言う田舎の工業地帯がある駅です。)
北京南駅に向かうと、鉄道ターミナルと言うよりは、空港のイメージです。
出発の電光表示やセキュリティーチェックなども空港さながらです。
チケット購入の際には、航空券と同様にIDカードか外国人はパスポートの提示を求められます。
プラットホームへも勝手に行くことはできません。
チケットを改札ゲートに挿入し、エスカレーターでホームへ降ります。
今回は1等車に乗り込みました。
シートは日本のグリーン車と同じ、2×2の座席配置です。
ちなみに2等車は3×2です。
まもなく発車の合図と共に、なぜか?定刻の30秒前に発車しました。
加速Gもなく滑るように発車し、レールのポイントでも揺れは少なくや音も静かです。
乗った車両は、シーメンス系の車両でしたが、高速走行を一言で言うと、線路の状態、車両共に良好で、滑らかな走りです。
徐々にスピードを上げ、最高速度は330km/hを出しました。その時の走行音(風切、モーター、レール)も静かで、揺れもほとんど感じません。
日本の新幹線が最近になって、乗り心地が向上したことを思うと、最初の技術供与があったにしても、中国の技術の進歩は凄いものですね!
あっさりと300km/hの壁をクリアしています。
中国人曰く、乗り心地などの快適性は自慢できるが、制御システムに関しては人任せの部分があり、不安だとか・・・
乗車時間は30分弱でしたが、距離的には小田原か熱海くらいだと思います。
降りた駅の周辺は、何もありません。(安中榛名駅とか新富士駅みたに在来線の接続もなく、駅舎だけです)
武清駅のセキュリティチェックは、比較的ラフです。(ちなみに市内の地下鉄へも手荷物はX線検査を必ず受けるシステムです)
帰りは2等車に乗りました。
シートは少し固めですが、前席との間隔やリクライニングの角度は、日本のものと同じです。
細かいところを言うと、全体の見かけのつくりは良いのですが、座席下の溶接部や見えないちょっとしたつくりが雑なのが気になります。(日本人気質ですかね?)
車窓からは、未開の田園風景で見るものは、あまりないですが、初乗車としては程よい距離を乗りました。
これを中国全土へ路線拡大していくとのことですから、凄いことですよね!
中国人に聞いても「脱線事故から間もないので不安がないかと言うと嘘ですが、時間には変えられない」と言う人々で駅は多くの人でごった返しています。
逆に事故直後のため、当局もこれ以上の失態は許されないと言う緊張感があるので安心だったりもします。
北京から天津へ向かいます。(天津へは一つ手前の「武清」と言う田舎の工業地帯がある駅です。)
北京南駅に向かうと、鉄道ターミナルと言うよりは、空港のイメージです。
出発の電光表示やセキュリティーチェックなども空港さながらです。
チケット購入の際には、航空券と同様にIDカードか外国人はパスポートの提示を求められます。
プラットホームへも勝手に行くことはできません。
チケットを改札ゲートに挿入し、エスカレーターでホームへ降ります。
今回は1等車に乗り込みました。
シートは日本のグリーン車と同じ、2×2の座席配置です。
ちなみに2等車は3×2です。
まもなく発車の合図と共に、なぜか?定刻の30秒前に発車しました。
加速Gもなく滑るように発車し、レールのポイントでも揺れは少なくや音も静かです。
乗った車両は、シーメンス系の車両でしたが、高速走行を一言で言うと、線路の状態、車両共に良好で、滑らかな走りです。
徐々にスピードを上げ、最高速度は330km/hを出しました。その時の走行音(風切、モーター、レール)も静かで、揺れもほとんど感じません。
日本の新幹線が最近になって、乗り心地が向上したことを思うと、最初の技術供与があったにしても、中国の技術の進歩は凄いものですね!
あっさりと300km/hの壁をクリアしています。
中国人曰く、乗り心地などの快適性は自慢できるが、制御システムに関しては人任せの部分があり、不安だとか・・・
乗車時間は30分弱でしたが、距離的には小田原か熱海くらいだと思います。
降りた駅の周辺は、何もありません。(安中榛名駅とか新富士駅みたに在来線の接続もなく、駅舎だけです)
武清駅のセキュリティチェックは、比較的ラフです。(ちなみに市内の地下鉄へも手荷物はX線検査を必ず受けるシステムです)
帰りは2等車に乗りました。
シートは少し固めですが、前席との間隔やリクライニングの角度は、日本のものと同じです。
細かいところを言うと、全体の見かけのつくりは良いのですが、座席下の溶接部や見えないちょっとしたつくりが雑なのが気になります。(日本人気質ですかね?)
車窓からは、未開の田園風景で見るものは、あまりないですが、初乗車としては程よい距離を乗りました。
これを中国全土へ路線拡大していくとのことですから、凄いことですよね!
言わずと知れているが、英語は世界の公用語と言って良いほどの共通言語となっている。
ビジネスでは当然であるが、世界で活躍トップアスリート達もその英語力が選手活動として実力を発揮する上で重要なFactorとなっている。
毎日新聞に皆川選手の記事が載っていたので紹介する。
『トップアスリートの英語力』
アルペンスキー 皆川賢太郎選手(34)
◇コーチと対等の立場で、自分の思いを伝えるために
主に欧米が競技会の舞台となるアルペンスキーで、皆川賢太郎選手は16歳の時から外国人のコーチにつき、20歳の時から海外各地を転戦してきた。英語との関わりが長く、今はインタビューなどにも英語で応じる皆川選手に聞いた。
皆川選手が最初に、言葉の重要性を感じたのは、コーチとの関わりを通じてのようだ。コーチとコミュニケーションができなければ、目標も共有できないが、ただ、それだけではない。どんな関係を築くか、ということにかかわるからだ。
コーチとの関係について、皆川選手はこう話す。「日本人は、コーチを『指導者』と考える人がすごく多いと思う。でも、海外に出てプロとして記録の数字を競ったり、賞金を受け取るのは、コーチではなく、自分です」。一般的な日本人の感覚からすると少し変わっているかもしれない。コーチは従うべき指導者というよりは、対等な「パートナー」として考え、自分の感情をぶつけられるくらいの関係でないと、良い結果につながらない、というのだ。だから英語も、率直に自分の思いを相手に伝えられるだけの力が必要だったといえる。
山岳の斜面を滑り降りるアルペンスキーは、競技の性質上、場所が限られる。それだけにヨーロッパなど海外との行き来が盛んで、外国人選手とともにトレーニングする機会も多い。
皆川選手は「英語で話すことによって、視点も、日本か、海外か、ということにこだわらなくなると思う。『地球』という感覚で、国境を意識せずに過ごすようになる」と話す。国境を越える、ということは今、アルペンスキーに限った話ではない。「これから、どう考えても日本の中だけで食べていくってのは難しくなってくると思う。スポーツ文化も変えて行かなくちゃいけないでしょう。あと10年すると語学力は、スポーツ選手にとって(技術力と同じくらい)重要な要素になっていると思う」
英語で好きな言葉は”patience”(忍耐)。「競技生活では(がんばっても)すぐに結果が手に入らないときもある。練習はうまくいかないことだらけだから、自分に言い聞かせるんです」
自分の英語力についても、同じように厳しい考えだ。「もっと勉強して、政治とか経済の話もすらすら話せるようになりたい」。現状に満足せず、自らを戒めている。
「英語を勉強する」を思ってしまうと、なかなか自分のものになっていかないものです。
なるべく多くの機会を見つけ、地道に毎日のように英語に関わるようにしないと、使えるようにならないですね。
そう痛感しているShiNでした・・・。
ビジネスでは当然であるが、世界で活躍トップアスリート達もその英語力が選手活動として実力を発揮する上で重要なFactorとなっている。
毎日新聞に皆川選手の記事が載っていたので紹介する。
『トップアスリートの英語力』
アルペンスキー 皆川賢太郎選手(34)
◇コーチと対等の立場で、自分の思いを伝えるために
主に欧米が競技会の舞台となるアルペンスキーで、皆川賢太郎選手は16歳の時から外国人のコーチにつき、20歳の時から海外各地を転戦してきた。英語との関わりが長く、今はインタビューなどにも英語で応じる皆川選手に聞いた。
皆川選手が最初に、言葉の重要性を感じたのは、コーチとの関わりを通じてのようだ。コーチとコミュニケーションができなければ、目標も共有できないが、ただ、それだけではない。どんな関係を築くか、ということにかかわるからだ。
コーチとの関係について、皆川選手はこう話す。「日本人は、コーチを『指導者』と考える人がすごく多いと思う。でも、海外に出てプロとして記録の数字を競ったり、賞金を受け取るのは、コーチではなく、自分です」。一般的な日本人の感覚からすると少し変わっているかもしれない。コーチは従うべき指導者というよりは、対等な「パートナー」として考え、自分の感情をぶつけられるくらいの関係でないと、良い結果につながらない、というのだ。だから英語も、率直に自分の思いを相手に伝えられるだけの力が必要だったといえる。
山岳の斜面を滑り降りるアルペンスキーは、競技の性質上、場所が限られる。それだけにヨーロッパなど海外との行き来が盛んで、外国人選手とともにトレーニングする機会も多い。
皆川選手は「英語で話すことによって、視点も、日本か、海外か、ということにこだわらなくなると思う。『地球』という感覚で、国境を意識せずに過ごすようになる」と話す。国境を越える、ということは今、アルペンスキーに限った話ではない。「これから、どう考えても日本の中だけで食べていくってのは難しくなってくると思う。スポーツ文化も変えて行かなくちゃいけないでしょう。あと10年すると語学力は、スポーツ選手にとって(技術力と同じくらい)重要な要素になっていると思う」
英語で好きな言葉は”patience”(忍耐)。「競技生活では(がんばっても)すぐに結果が手に入らないときもある。練習はうまくいかないことだらけだから、自分に言い聞かせるんです」
自分の英語力についても、同じように厳しい考えだ。「もっと勉強して、政治とか経済の話もすらすら話せるようになりたい」。現状に満足せず、自らを戒めている。
「英語を勉強する」を思ってしまうと、なかなか自分のものになっていかないものです。
なるべく多くの機会を見つけ、地道に毎日のように英語に関わるようにしないと、使えるようにならないですね。
そう痛感しているShiNでした・・・。
いや〜、暑いです。朝8時で気温が35℃です。
しかも湿度もあり、蒸し風呂の中にいる感じです。
車での送迎とオフィスはクーラーが効いていますので、さほど苦になりませんが、外を出歩きたくないです。
写真は、上空から日本と中国(上海)の空の比較ですが、空気の透明感が違いますね。
上から順番に神奈川上空から多摩方面、南アルプス上空から伊那方面、揚子江河口付近、上海上空
上海虹橋空港は、市内に近くて便利です。
交通渋滞は慢性化しており、朝の通勤時間帯は割り込み合戦です。
上海では、車のクラクションを鳴らすことを禁止したようですが、それでも、あちこちで鳴り響いています。
以前よりは減って、これでも静かになったのかな?
しかも湿度もあり、蒸し風呂の中にいる感じです。
車での送迎とオフィスはクーラーが効いていますので、さほど苦になりませんが、外を出歩きたくないです。
写真は、上空から日本と中国(上海)の空の比較ですが、空気の透明感が違いますね。
上から順番に神奈川上空から多摩方面、南アルプス上空から伊那方面、揚子江河口付近、上海上空
上海虹橋空港は、市内に近くて便利です。
交通渋滞は慢性化しており、朝の通勤時間帯は割り込み合戦です。
上海では、車のクラクションを鳴らすことを禁止したようですが、それでも、あちこちで鳴り響いています。
以前よりは減って、これでも静かになったのかな?
地元の小学生サッカーチームで夏休み恒例の朝練が始まりました!
朝6時から1時間半〜2時間程度、汗を流します。
朝練コーチを担当して今年で3年目ですが、毎回30名前後の選手が参加してくれますので、子供たちの元気を活力に夏の一日をスタートさせています。
コーンを使ったサーキットトレーニングやミニゲームなど毎日いろいろなバリエーションを取り入れながら、毎日コツコツと練習しています。 ほとんど毎日参加する選手は、秋頃には体力もあがり、技術的にも向上するのが、目に見えて判るのが嬉しいですね。
『継続は力なり』を実感しています。
コーチの側も、いろいろなスポーツを通じて、子供たちの能力を勉強させてもらっています。
そして、
コーンセットなどは運動に応じた目測感覚を、審判は動体視力を養ってくれますので、自分も良いコーチングのトレーニングになっています。
朝6時から1時間半〜2時間程度、汗を流します。
朝練コーチを担当して今年で3年目ですが、毎回30名前後の選手が参加してくれますので、子供たちの元気を活力に夏の一日をスタートさせています。
コーンを使ったサーキットトレーニングやミニゲームなど毎日いろいろなバリエーションを取り入れながら、毎日コツコツと練習しています。 ほとんど毎日参加する選手は、秋頃には体力もあがり、技術的にも向上するのが、目に見えて判るのが嬉しいですね。
『継続は力なり』を実感しています。
コーチの側も、いろいろなスポーツを通じて、子供たちの能力を勉強させてもらっています。
そして、
コーンセットなどは運動に応じた目測感覚を、審判は動体視力を養ってくれますので、自分も良いコーチングのトレーニングになっています。
佐々木監督・・・「サッカーの神様はそろそろ1勝をくれる」「今、このメンバーで勝てなかったらいつ勝てる?」
澤選手・・・「間違いなく、わたしにとって最高の試合になる」「プレッシャーはない。楽しむしかない。早く試合をしたい」
宮間選手・・・「決勝だからといって気負いはない。楽しんで結果を出したい」
そう、今思えば決勝前日の記者会見で、世界一を予感させるオーラがみなぎっていた・・・
記者会見の一問一答は以下・・・
――決勝に向けての作戦は? チームの気持ちは?
佐々木 作戦はいつも通り。今までやってきたことをしっかりピッチで発揮するだけです。ファイナルという名誉あるステージまで来ることができたので、選手たちには結果を怖れず、存分にサッカーを楽しんでほしいです。
――3月の震災はチームの士気にまだ影響を与えているか?
佐々木 大震災に見舞われた日本は、世界の皆さまからさまざまなサポートをいただいています。日本を代表してこのような大きな舞台に立っているなでしこジャパンは、世界中に感謝の気持ちを伝えたいと思っています。それと同時に、プレーを通じて、日本のみんなにも勇気と元気を与えたいと思っています。この大会に臨むにあたり、その思いが常にわたしたちの心の中にあります。
――北京五輪以降、チームが完成に近づいたと思うところは?
佐々木 準備期間はあまり長くなかったけれど、大会が近づくにつれてチームの質が上がってきました。ワールドカップ(W杯)では一戦一戦、素晴らしいチームと対戦して成長してきた。そういった意味では、まだまだプラスできると思います。来年のロンドン五輪で、なでしこジャパンはさらに完成形に近づくことでしょう。
――今のチームは、5月に米国に連敗した当時とどこが違う?
佐々木 5月ははっきり言って、米国のコンディションが素晴らしかった。日本はまだキャンプ前でした。今回、米国がポゼッションしてくれるということで、すごく僕は助かります。ぜひそうしてください。われわれはしっかり受け止めて、ボールを奪ってゴールに結びつけます。なでしこジャパンは5月と比べてコンディション、チームワークが数段違います。僕は自信を持ってそう言えます。それから、僕は監督に就任後、対米国5連敗中です。サッカーの神様はそろそろ僕に1勝をくれるでしょう。明日はわれわれが勝てると信じています。
――ドイツ戦、スウェーデン戦と疲れる試合だったと思う。精神的なタフさは残っているか?
佐々木 1つ1つの勝利の経験をもとに、疲れ以上にメンタル的な強さと自信が築き上げられています。厳しい戦いの中で成長してきたなでしこジャパンは、かつてとは違います。明日、FIFA(国際サッカー連盟)ランク1位、直接対決24戦未勝利の米国と対戦しますが、本当に素晴らしい試合をお見せできるでしょう。
――海外組の選手たちは、なでしこにとってどれぐらい大事な影響を与えているか?
佐々木 海外の厳しい、タフなサッカーを経験することが、なでしこにいい影響を与えています。JFA(日本サッカー協会)も、選手個人がさまざまな強豪国のサッカー文化、プレーの質を吸収することで、選手の質をトータル的に上げていくという強化方針を持っています。
――「今大会に懸ける」と言って臨んだW杯。決勝の相手は思い入れのある米国。決戦を前にした気持ちは?
澤 世界の頂点を目指してこれまでやってきました。W杯の決勝という最高の舞台で米国とやれるということは、サッカーの神様がチャンスをくれたのだと思います。わたしたちにプレッシャーはありません。こんな大きな舞台なんだから、楽しまなくちゃという思いです。早く試合がしたいです。
――米国は明日、「ポゼッションサッカーをやる」と言っている。澤選手のポジションでいかにボールを奪うかがポイントになると思う。中盤を制するイメージは?
澤 自分だけじゃなくて、みんなが100%、120%の力を出さないとボールは取れない。米国の中盤は高さも技術もある選手が多いので、そこからいいボールを出させないように、しっかりみんなで連係してボールを奪いたいです。
――3月の震災はチームの士気にまだ影響を与えているか?
澤 日本が大変な状況に置かれている中、サッカーができていることに感謝しています。わたしたちが元気やパワーをいただいているように、大好きなサッカーをやって、結果を残すことによって、人々にパワーを与えられているのならうれしいです。
――5月に米国に無得点で連敗した。センターバックのランポーンとベーラーは手強い相手か?
澤 そうは言っても、米国にも弱点はあります。日本の良さを出せばいい戦いをできるし、得点も取れると思います。ですから、相手の誰がどこのポジションにいても、わたしたちは大丈夫だと思います。
――今のなでしこジャパンは、5月に米国に連敗した当時とどこが違う?
澤 明日、米国はポゼッションサッカーをするそうですが、やり慣れてないことをやってもうまくいかないのではないでしょうか。もちろん、わたしたちの方はずっとやってきたことをやります。問題なくやれると思います。また、わたしたちは準々決勝で、過去ずっと勝てなかったドイツに勝つことができました。米国が勝てなかったスウェーデンにも勝ちました。今、チームには自信と勢いがあります。明日、わたしたちのサッカーができれば、米国に勝てると思います。
――代表18年のキャリアで初めて迎える世界大会の決勝は、どんな試合になると思うか?
澤 間違いなく、わたしにとって最高の試合になると思います。18年間、代表でやってきましたが、何年か前まではW杯の決勝に立てるなんて想像することすらできませんでした。どの試合もすべて特別ではあるけれど、サッカー選手として人生の一部を過ごし、育ててもらった米国と決勝をやれることにも、何かの縁を感じます。絶対にいい試合ができると思います。今大会6試合目ということで多少疲れはあるけれど、この1試合に懸ける強い思いがあります。最高の試合にしたいです。
――今、横に並んでいる佐々木監督とは、どんな人物か?
澤 まず一言で言えば、面白い監督です。サッカーに熱くて、選手の気持ちもすごく理解してくれます。キャプテンとして相談しに行くと、チームのために一生懸命考えてくれます。信頼関係はできていると思っています(隣で佐々木監督が「マル!」)。
――「優勝を狙う」と言って臨んだW杯。あと1つでその夢がかなうところまで来ている。決戦を前にした気持ちは?
宮間 決勝ということを意識せず、みんなでやってきたことを全部出せるように、最高のゲームになるように準備したいです。ピッチでは全員で楽しんで結果を出したいです。
――なでしこジャパンは大会を通じて成長していると感じる。ご自身から見て、磨きがかかったと思う部分は?
宮間 試合の運び方です。サブも含めて全員で意識を統一できていると思います。試合中に攻め急ぎすぎたり、長い時間ブロックを作って守っていたりということがあまりなくなってきて、バランスのいい試合運びができるようになったと思います。
――今までのなでしこジャパンの歴史を受け継ぐ選手として、明日はどんな気持ちで戦う?
宮間 今のなでしこジャパンが最高のチームだと思っています。わたしはこのチームの中では、澤さんと山郷さんの次に、先輩たちの思いを理解しているつもりです。決勝のピッチでは、今までなでしこジャパンを作り上げてきた、そんな先輩たちの分まで頑張りたいです。北京五輪は自分たちがふがいなかったせいで、先輩たちを決勝に連れて行けませんでした。その悔しさも、明日の成功に変えたいと思っています。
――今、横に並んでいる佐々木監督とは、どんな人物か?
宮間 マスコミの方々は「さい配が的中した」など、ノリさん(佐々木監督)の直感をクローズアップして記事を書かれていることと思いますが、わたしたち選手は、ノリさんの直感には根拠があると思っています。だから、ここまでついてきているんです。
この時、既に自分たちのプレーのイメージが出来上がっていたんですね。
正に『一流選手の条件』が整っていて、世界一が狙えた状態です。
澤選手・・・「間違いなく、わたしにとって最高の試合になる」「プレッシャーはない。楽しむしかない。早く試合をしたい」
宮間選手・・・「決勝だからといって気負いはない。楽しんで結果を出したい」
そう、今思えば決勝前日の記者会見で、世界一を予感させるオーラがみなぎっていた・・・
記者会見の一問一答は以下・・・
――決勝に向けての作戦は? チームの気持ちは?
佐々木 作戦はいつも通り。今までやってきたことをしっかりピッチで発揮するだけです。ファイナルという名誉あるステージまで来ることができたので、選手たちには結果を怖れず、存分にサッカーを楽しんでほしいです。
――3月の震災はチームの士気にまだ影響を与えているか?
佐々木 大震災に見舞われた日本は、世界の皆さまからさまざまなサポートをいただいています。日本を代表してこのような大きな舞台に立っているなでしこジャパンは、世界中に感謝の気持ちを伝えたいと思っています。それと同時に、プレーを通じて、日本のみんなにも勇気と元気を与えたいと思っています。この大会に臨むにあたり、その思いが常にわたしたちの心の中にあります。
――北京五輪以降、チームが完成に近づいたと思うところは?
佐々木 準備期間はあまり長くなかったけれど、大会が近づくにつれてチームの質が上がってきました。ワールドカップ(W杯)では一戦一戦、素晴らしいチームと対戦して成長してきた。そういった意味では、まだまだプラスできると思います。来年のロンドン五輪で、なでしこジャパンはさらに完成形に近づくことでしょう。
――今のチームは、5月に米国に連敗した当時とどこが違う?
佐々木 5月ははっきり言って、米国のコンディションが素晴らしかった。日本はまだキャンプ前でした。今回、米国がポゼッションしてくれるということで、すごく僕は助かります。ぜひそうしてください。われわれはしっかり受け止めて、ボールを奪ってゴールに結びつけます。なでしこジャパンは5月と比べてコンディション、チームワークが数段違います。僕は自信を持ってそう言えます。それから、僕は監督に就任後、対米国5連敗中です。サッカーの神様はそろそろ僕に1勝をくれるでしょう。明日はわれわれが勝てると信じています。
――ドイツ戦、スウェーデン戦と疲れる試合だったと思う。精神的なタフさは残っているか?
佐々木 1つ1つの勝利の経験をもとに、疲れ以上にメンタル的な強さと自信が築き上げられています。厳しい戦いの中で成長してきたなでしこジャパンは、かつてとは違います。明日、FIFA(国際サッカー連盟)ランク1位、直接対決24戦未勝利の米国と対戦しますが、本当に素晴らしい試合をお見せできるでしょう。
――海外組の選手たちは、なでしこにとってどれぐらい大事な影響を与えているか?
佐々木 海外の厳しい、タフなサッカーを経験することが、なでしこにいい影響を与えています。JFA(日本サッカー協会)も、選手個人がさまざまな強豪国のサッカー文化、プレーの質を吸収することで、選手の質をトータル的に上げていくという強化方針を持っています。
――「今大会に懸ける」と言って臨んだW杯。決勝の相手は思い入れのある米国。決戦を前にした気持ちは?
澤 世界の頂点を目指してこれまでやってきました。W杯の決勝という最高の舞台で米国とやれるということは、サッカーの神様がチャンスをくれたのだと思います。わたしたちにプレッシャーはありません。こんな大きな舞台なんだから、楽しまなくちゃという思いです。早く試合がしたいです。
――米国は明日、「ポゼッションサッカーをやる」と言っている。澤選手のポジションでいかにボールを奪うかがポイントになると思う。中盤を制するイメージは?
澤 自分だけじゃなくて、みんなが100%、120%の力を出さないとボールは取れない。米国の中盤は高さも技術もある選手が多いので、そこからいいボールを出させないように、しっかりみんなで連係してボールを奪いたいです。
――3月の震災はチームの士気にまだ影響を与えているか?
澤 日本が大変な状況に置かれている中、サッカーができていることに感謝しています。わたしたちが元気やパワーをいただいているように、大好きなサッカーをやって、結果を残すことによって、人々にパワーを与えられているのならうれしいです。
――5月に米国に無得点で連敗した。センターバックのランポーンとベーラーは手強い相手か?
澤 そうは言っても、米国にも弱点はあります。日本の良さを出せばいい戦いをできるし、得点も取れると思います。ですから、相手の誰がどこのポジションにいても、わたしたちは大丈夫だと思います。
――今のなでしこジャパンは、5月に米国に連敗した当時とどこが違う?
澤 明日、米国はポゼッションサッカーをするそうですが、やり慣れてないことをやってもうまくいかないのではないでしょうか。もちろん、わたしたちの方はずっとやってきたことをやります。問題なくやれると思います。また、わたしたちは準々決勝で、過去ずっと勝てなかったドイツに勝つことができました。米国が勝てなかったスウェーデンにも勝ちました。今、チームには自信と勢いがあります。明日、わたしたちのサッカーができれば、米国に勝てると思います。
――代表18年のキャリアで初めて迎える世界大会の決勝は、どんな試合になると思うか?
澤 間違いなく、わたしにとって最高の試合になると思います。18年間、代表でやってきましたが、何年か前まではW杯の決勝に立てるなんて想像することすらできませんでした。どの試合もすべて特別ではあるけれど、サッカー選手として人生の一部を過ごし、育ててもらった米国と決勝をやれることにも、何かの縁を感じます。絶対にいい試合ができると思います。今大会6試合目ということで多少疲れはあるけれど、この1試合に懸ける強い思いがあります。最高の試合にしたいです。
――今、横に並んでいる佐々木監督とは、どんな人物か?
澤 まず一言で言えば、面白い監督です。サッカーに熱くて、選手の気持ちもすごく理解してくれます。キャプテンとして相談しに行くと、チームのために一生懸命考えてくれます。信頼関係はできていると思っています(隣で佐々木監督が「マル!」)。
――「優勝を狙う」と言って臨んだW杯。あと1つでその夢がかなうところまで来ている。決戦を前にした気持ちは?
宮間 決勝ということを意識せず、みんなでやってきたことを全部出せるように、最高のゲームになるように準備したいです。ピッチでは全員で楽しんで結果を出したいです。
――なでしこジャパンは大会を通じて成長していると感じる。ご自身から見て、磨きがかかったと思う部分は?
宮間 試合の運び方です。サブも含めて全員で意識を統一できていると思います。試合中に攻め急ぎすぎたり、長い時間ブロックを作って守っていたりということがあまりなくなってきて、バランスのいい試合運びができるようになったと思います。
――今までのなでしこジャパンの歴史を受け継ぐ選手として、明日はどんな気持ちで戦う?
宮間 今のなでしこジャパンが最高のチームだと思っています。わたしはこのチームの中では、澤さんと山郷さんの次に、先輩たちの思いを理解しているつもりです。決勝のピッチでは、今までなでしこジャパンを作り上げてきた、そんな先輩たちの分まで頑張りたいです。北京五輪は自分たちがふがいなかったせいで、先輩たちを決勝に連れて行けませんでした。その悔しさも、明日の成功に変えたいと思っています。
――今、横に並んでいる佐々木監督とは、どんな人物か?
宮間 マスコミの方々は「さい配が的中した」など、ノリさん(佐々木監督)の直感をクローズアップして記事を書かれていることと思いますが、わたしたち選手は、ノリさんの直感には根拠があると思っています。だから、ここまでついてきているんです。
この時、既に自分たちのプレーのイメージが出来上がっていたんですね。
正に『一流選手の条件』が整っていて、世界一が狙えた状態です。
サッカー日本女子代表「なでしこジャパン」のW杯優勝に対し、日本サッカー協会・小倉純二会長は19日、選手への特別ボーナス増額と記念品贈与を理事会で提案することを明かした。当初の報奨金を見直し、大幅上乗せの改定案を提出する考え。さらに、ボーナスを出すスポンサー、企業が続々と出てきており、総額では2億円に達する見込み。『なでしこ効果』で、女子サッカーを取り巻く環境が変化していきそうだ。
小倉会長によれば、今回の女子W杯を前に、日本サッカー協会の理事会では、優勝の報奨金として1人150万円を授与する予算案が通過していた。これは「世界ランク4位から優勝を狙い、結果的にメダル(3位)を取れた場合」という暗黙の了解事項だった。強豪を破り、決勝で過去24回勝てなかった米国をPK戦で撃破しての金メダル。結果は協会の想定外だった。
「なでしこ」には国際サッカー連盟(FIFA)から総額100万ドル(約8000万円)の優勝賞金が出る。うち50%は選手に還元される見込みで、小倉会長は「これに協会内の原資などを合わせ、財務委員会が調整し直すことになるだろう」と明言。報奨金の具体的な改定の検討に入った。
優勝決定後には、選手から「何か記念品をください!!」と懇願された。「僕自身はFIFAのミニ優勝トロフィーを作って全員に贈りたいな。FIFAが許せばだけどね」と粋な計画も吐露。当初の報奨金×3プラス記念品の報奨金は、1人500万円になると試算されている。メンバー21人なので、これだけで計1億500万円に上る。18日には、なでしこのオフィシャルスポンサーであるキリングループが1人100万円(計2100万円)の臨時ボーナスを出すことを表明。日本テレビも日テレ・ベレーザに所属するDF岩清水、FW岩淵に特別顕彰として100万円を贈ると発表した。 さらに、菅首相がこの日の衆院予算委員会で女子W杯優勝を受け、「男子選手との比較で不十分な点があれば改善されるべきだ」と述べ、女子選手の待遇改善が必要との認識を示した。枝野官房長官も「政府として顕彰したい」と明言。
厳しい経済的環境、長い不遇の中で成し遂げた快挙であることは日本中に知れ渡った。現段階での報奨金は1億数千万円だが、今後は女子サッカー関連のスポンサーや大手企業、マスメディアなどから“ご褒美”を出す機運が高まることは必至。最終的に、総ボーナスが2億円に達することは確実とみられる。
そして、MVPに輝いた沢が国民栄誉賞を受賞する可能性が浮上。枝野幸男官房長官がこの日の会見で「これだけの快挙なので政府として何らかの形で顕彰したい」と示唆。スポーツ振興を担う高木文部科学相は「国民栄誉賞との話もある」と説明。震災後の日本を勇気付けた意義は大きく、政府・民主党内では国民栄誉賞を授与すべきとの声が上がっている。また、「なでしこジャパン」に対する受賞の可能性も出てきた。国民栄誉賞は個人を対象としており、チームでの受賞となれば史上初となる。
そんな折、日本サッカー協会の小倉純二会長は、女子W杯の日本招致について、「ぜひやってみたい。2019年以降は決まっていないので、関係者と相談しながら狙っていきたい」と改めて意欲を見せている。次回の女子W杯は、15年にカナダで開催されることが決まっている。 ドイツ大会での日本女子の優勝について、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長らが「パスをつなぐ日本のサッカーは素晴らしかった。女子サッカーは変わってきている」と絶賛されたとのことで、その機運はあるようだ。
小倉会長によれば、今回の女子W杯を前に、日本サッカー協会の理事会では、優勝の報奨金として1人150万円を授与する予算案が通過していた。これは「世界ランク4位から優勝を狙い、結果的にメダル(3位)を取れた場合」という暗黙の了解事項だった。強豪を破り、決勝で過去24回勝てなかった米国をPK戦で撃破しての金メダル。結果は協会の想定外だった。
「なでしこ」には国際サッカー連盟(FIFA)から総額100万ドル(約8000万円)の優勝賞金が出る。うち50%は選手に還元される見込みで、小倉会長は「これに協会内の原資などを合わせ、財務委員会が調整し直すことになるだろう」と明言。報奨金の具体的な改定の検討に入った。
優勝決定後には、選手から「何か記念品をください!!」と懇願された。「僕自身はFIFAのミニ優勝トロフィーを作って全員に贈りたいな。FIFAが許せばだけどね」と粋な計画も吐露。当初の報奨金×3プラス記念品の報奨金は、1人500万円になると試算されている。メンバー21人なので、これだけで計1億500万円に上る。18日には、なでしこのオフィシャルスポンサーであるキリングループが1人100万円(計2100万円)の臨時ボーナスを出すことを表明。日本テレビも日テレ・ベレーザに所属するDF岩清水、FW岩淵に特別顕彰として100万円を贈ると発表した。 さらに、菅首相がこの日の衆院予算委員会で女子W杯優勝を受け、「男子選手との比較で不十分な点があれば改善されるべきだ」と述べ、女子選手の待遇改善が必要との認識を示した。枝野官房長官も「政府として顕彰したい」と明言。
厳しい経済的環境、長い不遇の中で成し遂げた快挙であることは日本中に知れ渡った。現段階での報奨金は1億数千万円だが、今後は女子サッカー関連のスポンサーや大手企業、マスメディアなどから“ご褒美”を出す機運が高まることは必至。最終的に、総ボーナスが2億円に達することは確実とみられる。
そして、MVPに輝いた沢が国民栄誉賞を受賞する可能性が浮上。枝野幸男官房長官がこの日の会見で「これだけの快挙なので政府として何らかの形で顕彰したい」と示唆。スポーツ振興を担う高木文部科学相は「国民栄誉賞との話もある」と説明。震災後の日本を勇気付けた意義は大きく、政府・民主党内では国民栄誉賞を授与すべきとの声が上がっている。また、「なでしこジャパン」に対する受賞の可能性も出てきた。国民栄誉賞は個人を対象としており、チームでの受賞となれば史上初となる。
そんな折、日本サッカー協会の小倉純二会長は、女子W杯の日本招致について、「ぜひやってみたい。2019年以降は決まっていないので、関係者と相談しながら狙っていきたい」と改めて意欲を見せている。次回の女子W杯は、15年にカナダで開催されることが決まっている。 ドイツ大会での日本女子の優勝について、国際サッカー連盟(FIFA)のブラッター会長らが「パスをつなぐ日本のサッカーは素晴らしかった。女子サッカーは変わってきている」と絶賛されたとのことで、その機運はあるようだ。
『なでしこジャパン』がW杯で優勝し、帰国凱旋で興奮冷めやらぬが、彼女たちはHungry そのものである。
実は、彼女たちの待遇面は男子選手と比べると大きな隔たりがある。所属クラブの待遇も「プロ契約は数えるほど。無報酬が当たり前の世界」と大半の女子サッカー選手は、極貧生活に喘いでいる。
例えば、丸山選手と鮫島選手は東京電力マリーゼでプレーをして、身分は東京電力本社の社員で勤務先は福島第1原発。各サッカー部員には年俸500万円前後が保証され、女子リーグの中では群を抜いて待遇が良かった。しかし、原発事故でチームは休止となり、鮫島は米国女子リーグに移籍。サラリーは月額30万円だそうだ。一方、丸山は09年に東電マリーゼを離れ、米国リーグを経て10年9月に移籍したジェフ千葉での収入は微々たるものらしい。練習が午後7時45分からというのも「選手たちはコンビニのレジ打ちなどバイトが忙しく、夜にならないと全員が集まれない」と言う。
今季から沢選手と近賀選手が日テレ・ベレーザから神戸に移籍したが、これはベレーザが昨季限りでプロ契約を廃止したための決断。もっとも好条件の沢選手でも年俸360万円程度。
本日、帰国した選手たちの飛行機はエコノミークラス(航空会社が気を利かせてアップグレードしたかは不明だが)。ちなみに日本男子代表は監督がファーストクラス、選手はビジネスクラスで移動しているとのこと。 日本サッカー協会からの報奨金は、W杯で男子は優勝3500万円(女子150万円→350万円に上乗せ)、準優勝2500万円(100万円)、3位1500万円(75万円)、4位800万円(50万円)と決められ、8強400万円と16強200万円は男子のみ。勝利ボーナスも、男子は南アW杯で1勝当たり200万円が支給され、女子の場合は「勝利ボーナスは10万円しか出ない」と言われていたが、今日の記者会見で少し見直しを検討しているようだ。
男子には、W杯予選でも勝利ボーナス50万円が出ており、南アW杯総額ボーナスが2000万円超が7人いたと言われている。 なでしこ達にも男子と同額のボーナスを是非、実現してあげたいものである。
そんな中、スポンサーのKIRINでは、「今回の女子ワールドカップで見事優勝したサッカー女子日本代表の選手全員(21名)に対し、臨時報奨金として一人100万円を支給することを決定。 「なでしこジャパン」の、ネバーギブアップの戦う姿勢と団結力に敬意と、日本中に勇気と感動を与えてくれたことに対しての感謝の意をこめた。
ところで・・・
全日本ナショナルチームの体制が7月頭に発表されたが、ここにも男子と女子の差が浮き彫りになった。
女子選手に対する専属コーチは不在とのこと。
噂では聞いていたが、A指定の星瑞枝選手や清澤恵美子選手でもSAJの活動費負担がゼロとのこと。
SAJ側は、「指定はするけどお金は出さない」だそうだ。
今まで相当額の活動費を注ぎ込み、ナショナル選手に指定されたと思ったら、また、更に自費負担・・・。
星選手ブログ1
星選手ブログ2
切実な選手の嘆きを、皆さん受け止めてあげてください。
実は、彼女たちの待遇面は男子選手と比べると大きな隔たりがある。所属クラブの待遇も「プロ契約は数えるほど。無報酬が当たり前の世界」と大半の女子サッカー選手は、極貧生活に喘いでいる。
例えば、丸山選手と鮫島選手は東京電力マリーゼでプレーをして、身分は東京電力本社の社員で勤務先は福島第1原発。各サッカー部員には年俸500万円前後が保証され、女子リーグの中では群を抜いて待遇が良かった。しかし、原発事故でチームは休止となり、鮫島は米国女子リーグに移籍。サラリーは月額30万円だそうだ。一方、丸山は09年に東電マリーゼを離れ、米国リーグを経て10年9月に移籍したジェフ千葉での収入は微々たるものらしい。練習が午後7時45分からというのも「選手たちはコンビニのレジ打ちなどバイトが忙しく、夜にならないと全員が集まれない」と言う。
今季から沢選手と近賀選手が日テレ・ベレーザから神戸に移籍したが、これはベレーザが昨季限りでプロ契約を廃止したための決断。もっとも好条件の沢選手でも年俸360万円程度。
本日、帰国した選手たちの飛行機はエコノミークラス(航空会社が気を利かせてアップグレードしたかは不明だが)。ちなみに日本男子代表は監督がファーストクラス、選手はビジネスクラスで移動しているとのこと。 日本サッカー協会からの報奨金は、W杯で男子は優勝3500万円(女子150万円→350万円に上乗せ)、準優勝2500万円(100万円)、3位1500万円(75万円)、4位800万円(50万円)と決められ、8強400万円と16強200万円は男子のみ。勝利ボーナスも、男子は南アW杯で1勝当たり200万円が支給され、女子の場合は「勝利ボーナスは10万円しか出ない」と言われていたが、今日の記者会見で少し見直しを検討しているようだ。
男子には、W杯予選でも勝利ボーナス50万円が出ており、南アW杯総額ボーナスが2000万円超が7人いたと言われている。 なでしこ達にも男子と同額のボーナスを是非、実現してあげたいものである。
そんな中、スポンサーのKIRINでは、「今回の女子ワールドカップで見事優勝したサッカー女子日本代表の選手全員(21名)に対し、臨時報奨金として一人100万円を支給することを決定。 「なでしこジャパン」の、ネバーギブアップの戦う姿勢と団結力に敬意と、日本中に勇気と感動を与えてくれたことに対しての感謝の意をこめた。
ところで・・・
全日本ナショナルチームの体制が7月頭に発表されたが、ここにも男子と女子の差が浮き彫りになった。
女子選手に対する専属コーチは不在とのこと。
噂では聞いていたが、A指定の星瑞枝選手や清澤恵美子選手でもSAJの活動費負担がゼロとのこと。
SAJ側は、「指定はするけどお金は出さない」だそうだ。
今まで相当額の活動費を注ぎ込み、ナショナル選手に指定されたと思ったら、また、更に自費負担・・・。
星選手ブログ1
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切実な選手の嘆きを、皆さん受け止めてあげてください。
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