とにかく、まずやってみる。
そのときに、そのメニューで果たして子どもたちが楽しそうにやっているかどうかを確認します。もし、子どもたちが楽しそうでなければ、「どこが楽しくないの?」と尋ねてください。

子どもたちの意見を聞いて、コーチ自身も「なるほど、そうかもしれないな」と感じたら、楽しくなるよう工夫して変化させればいい。つまり、楽しくなるよう改良をします。やっていることに競争の要素を加えてみたり、いろいろ考えてください。

それでも楽しそうでなければ、サッと違う練習に切り替えます。コーチのなかで経験を積み上げていけば、オリジナルのものが生まれてきます。

よく見ていると、どの指導者も、自分の得意な練習「鉄板メニュー」をもっています。このメニューなら必ず子どもたちが喜ぶ。絶対外さない。そんな練習です。それがひとつでも見つけられれば、うまくいかないときに「コーチ、ほら、いつものあれやりたい!」と子どもたちから言ってきます。


サッカーのトレーニングバリエーションで持っています。
はずさない「鉄板メニュー」を!

その経験を活かし、スキーにも「鉄板メニュー」の引き出しは、増えています。
コーチングは日々TRY&ERRORで勉強と経験ですね!