重要なのは姿勢。
良い姿勢とは、骨盤が前に傾いている状態のこと。
そうするとヒザが伸びて、足の負担が減る。
でも、多くの(日本の)子どもたちは骨盤が後傾した悪い姿勢、要するにお尻が落ちて、ヒザが曲がった状態で動いている。
そうすると、太ももばかりに負担がかかる。
オスグットになる子は、太ももがガッシリ張っている子が多い。

スペインの子は骨盤が起きている。だから、特定の部分に負担がかかりづらい。
向こうの子は、もも前、ふくらはぎがそんなに太くない子が結構いる。余計な筋肉がついていない。
逆に、日本の子は骨盤が下がっているため、もも前に負担がかかって、筋肉が必要以上に発達してしまう。
特に5、6年生くらいになると、そういう子が増えてくる。
そしてそういう子のほうが、痛みが出やすい。
アドバイスをするとすれば、姿勢や身体の動かし方を変えるしかない。