日本海で急速に発達した低気圧の影響で、14日は全国的に荒れた天気となった。各地で南寄りの風が強まり、気象庁は14日、関東、北陸、東海、中国地方で「春一番」が吹いたと発表した。

 日本列島は14日、各地で気温が上昇した。気象庁によると午後6時40分までに、919の観測地点すべてで平年を上回り、20都道県の計63地点で2月としては観測史上最高を記録した。

 観測史上最高だった岩手県久慈市は、平年を18・2度上回る22・0度で、7月上旬並みの気温。東京都心は23・0度と、5月中旬並みの暖かさになった。ほかにも、仙台市20・9度、横浜市21・5度などと、5月上旬〜5月下旬並みの陽気だった。三重県の熊野新鹿は24・7度と夏日に迫った。


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