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日本スキー場開発は10時を回ってストップ高の7030円(1000円高)で推移し、大幅続伸となって4月に上場して以来の高値を約3週間ぶりに更新している。
昨日の取引終了後に第3四半期決算(2014年8月から15年4月)と株主優待の開始などを発表。シーズン特性の強い業態ではあるものの、営業・経常利益が通期予想を45%近く上回ったため、調査筋の中には想定以上と評価する姿勢がある。
株主優待という大きな株価材料が出てしまったため、当面は7月決算の発表まで材料出尽しとの見方はあるが、最近上場銘柄の中で順調に上値を追う好需給銘柄として引き続き期待する向きは少なくないようだ。
5月は皆無だったIPO(新規株式公開・上場)が6月は中旬から再開されるため、IPO人気を盛り上げやすい銘柄として証券業界の政策的な動向に期待する様子もある。

15年7月期第3四半期の決算内容は売上高は54億4200万円、営業利益は12億7900万円。通期では売上高57億5000万円(前期比17.1%増)、営業利益9億円(同24.2%増)と従来計画を据え置いた。

株主優待制度の内容は、毎年7月31日現在で1単元(100株)以上保有の株主を対象に、運営するスキー場の割引チケット5枚(1枚で4名まで利用可能)と、親会社の日本駐車場開発が運営・管理する時間貸し駐車場の1日駐車料金30%割引券5枚を贈呈する。スキー場は夏場でも登山やトレッキング、自然園の散策ができるという。

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平成27年7月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株主優待制度の導入に関するお知らせ

日本初、Hakuba Valley の The Mountain Collective への参加に関するお知らせ