長野県内、暑く乾いた5月 梅雨前線影響、弱い状態続く

IP150528MAC000037000 長野県内は5月に入って好天の日が多く、高温少雨の状況となっている。主要5観測地点の27日までの平均気温は、松本が過去最高で、軽井沢は過去最高に並んでいる。長野、諏訪、飯田もこれまでで2番目の高さだ。降水量は長野以外は平年を下回っている。長野地方気象台は、県内は6月になっても梅雨前線の影響を受けにくく、高温少雨の状況が当面続くと予想しており、農作物への影響を懸念する農家もいる。

 今月1〜27日の平均気温は、松本が18・1度とこれまで最高の18・0度(1998年5月)を上回り、軽井沢は13・7度で98年5月の記録に並んだ。長野は17・8度(過去最高は17・9度)、諏訪は16・8度(同17・1度)、飯田は18・1度(同18・8度)で、いずれも観測史上2番目となった。

 ほかの地点も、立科が16・2度(同15・9度)、佐久が16・6度(同16・4度)、伊那が17・6度(同17・3度)と、98年5月に記録した過去最高を更新している。

 同気象台によると、5月前半は太平洋高気圧が北に張り出したことで、南から暖気が入って気温が上昇。その後、同高気圧の勢力は弱まったが、代わりに大陸から帯状の高気圧が流れ込んでやはり気温が上がった。

 後半も、例年なら梅雨前線を北に押し上げる太平洋高気圧の勢力が弱く、前線が南に停滞。本州付近を低気圧が通過せず、雨が少なかったという。そのため、主要5地点の日照時間は平年を大きく上回っている。
(出典:信濃毎日新聞