日本実業団陸上競技連合は30日、マラソン強化プロジェクト「project EXCEED」の創設を発表した。「エクシード」とは「超える」などの意味。また、マラソン以外の各種目は「project PROCEED」とし、年内に褒賞金などの詳細を決める予定。

 2020年東京五輪に向けたマラソン日本記録褒賞制度、実業団選手マラソン日本記録挑戦奨励制度の施策を打ち出した。

 基金は同連合が1億5千万円を拠出して創設。後援に経団連が入り、趣旨に賛同する企業にも協賛金を募る。

 プロジェクト期間は今年7月から東京五輪までで、対象レースは国内外を問わない。学生や市民ランナーなど実業団以外の選手が記録を作っても報奨金は贈られる。


 マラソン日本記録褒賞制度は、実業団登録の有無にかかわらず、日本新記録の公認がされた日本人選手に、褒賞金として1億円、監督・チーム(実業団登録選手のみ)にも5千万円が授与される。
 同一レースで下位で日本記録を同じく突破した場合は、日本人選手に1千万円、監督・チームには5百万円を授与する。

 また、実業団選手に限定した奨励制度も併設し、国内の主要大会で男子2時間6分59秒以内、女子2時間21分59秒以内で選手に1千万円、指導者らに5百万円を授与する。

 現在の日本記録は、男子は02年シカゴマラソンで高岡寿成選手が記録した2時間6分16秒、女子は05年ベルリンマラソンでの野口みずき選手の2時間19分12秒。
 長年更新されていないだけでなく、世界記録(男子=2時間2分57秒、女子=2時間15分25秒)とは大差がある。


 【マラソン日本記録褒賞制度】
 ・実業団登録有無に関わらず、日本新記録の公認がされた日本人選手
 ・選手1億円、実業団登録選手の監督・チームに5千万円が授与
 ・同一レースで下位で日本記録を同じく突破した場合、
 日本人選手に1千万円、監督・チームには5百万円を授与

 【実業団選手マラソン日本記録挑戦奨励制度】
 ・実業団登録選手のみ対象
 ・指定する国内7大会で、男子2時間6分59秒以内、女子2時間21分59秒以内の記録を出した
 日本人選手に1千万円、監督・チームに5百万円を授与
 ・男子2時間7分台、女子2時間22分台の記録の場合、
 選手に5百万円、監督・コーチに250万円が授与


日本にはスポーツ競技に対するインセンティブ制度が欧米に比べて低いですよね。
アマチュアスポーツやマイナースポーツで、このようなインセンティブがあると選手、コーチ陣のモチベーションも上がってきます。
アルペンスキーにもないですかね?
金のかかる競技なので・・・