141201tenki 12月1日(月)は低気圧が発達しながら日本海を北東に進み、西から冬型気圧配置が強まる見込み。日本海側を中心に非常に強い風が吹き、大しけとなるところがある。暴風や高波に警戒が必要だ。また、急な寒さも予想されるため、体調管理に注意が必要。

 前線を伴った低気圧が、1日にかけて西〜東日本太平洋側を進む。また、今夜から日本海西部で別の低気圧が発生し、急速に発達しながら北東に進み、1日は西日本から冬型気圧配置が強まる。このため、西日本から北日本にかけての日本海側を中心に、広い範囲で非常に強い風が吹き、海上は大しけとなる予想。

 1日に予想される最大瞬間風速は、北陸で35メートル、東北・近畿・九州北部で30メートル。また、北陸の沿岸では、1日夜遅くには波の高さが6メートルを超す大しけとなる見込み。また、1日にかけては西日本から東北にかけて、局地的に大気の状態が非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要。


2日以降は真冬並みの寒気が・・・

141202tenki 1日夜以降は平地でも雪となる目安の寒気が南下するため、日本海側は西日本の平地を含め広い範囲で雪が降る見込み。

 2日(火)は一段と寒くなり、福岡や広島は予想最高気温が9℃と、西日本でも昼間の気温が10℃に届かないところがある。東北日本海側では大雪のおそれがあり、九州でも山地を中心に積雪となるところがある。

 3日(水)朝は全国的に冷え込みが強まり、予想最低気温は静岡、名古屋、高知で1℃。東京都心でも今シーズン初めて、気温が5℃を下回る可能性がある。