噴火警戒レベル「1(平常)」としていた御嶽山が噴火したことから、五つの活火山を抱える群馬でも、関係者から「ひとごとではない。噴火の兆候を把握するのは難しいが、登山者には細心の注意を払ってほしい」という声が上がっている。

gunma1409 気象庁によると、県内の活火山は、草津白根山と浅間山、日光白根山、赤城山、榛名山の五つ。このうち浅間山は、噴火前の御嶽山と同じ「レベル1」、草津白根山は、火口周辺に影響を及ぼす噴火が発生しているか、発生が予想される「レベル2(火口周辺規制)」となっている。
 また、浅間山、草津白根山、日光白根山の三つは、気象庁が指定する「常時観測火山」(全国47火山)に選ばれており、地震計や遠望カメラなどで24時間の観測態勢がとられている。

 特に活発な動きを見せているのが草津白根山。直近では1983年に噴火し、今年5月頃から火口直下の温度が上昇するなどの兆候が見られたため、6月上旬に警戒レベルが引き上げられたばかりだ。
 現在も、火口から半径1キロ・メートル以内の立ち入りが禁止されている。浅間山でも、噴煙が度々観測されている。同庁火山課は、「万が一に備え、事前に避難ルートを確認するなど、個人でも十分に気をつけてほしい」と呼びかける。

不遇の山、御嶽山が突き付ける災害リスク


群馬県の5つの活火山のうち、3つの山の近く、または麓にはスキー場がある。
今までの認識では、地震よりは予知できるものと思っていたが、当てにならないことが今回の噴火であきらかになった。
結局は、自己判断というか運任せなのか・・・


kanto

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