2015年の開業に向けてJRが公募している北陸新幹線の列車愛称に、県内自治体から剱岳にちなんだ「つるぎ」を推す声が出ている。立山町の舟橋貴之町長が町のホームページ(HP)上のコラムで「個人的には『つるぎ』がいい」とし、隣接する上市町も、HPで町案として「つるぎ」を挙げている。

20130628-172245-1-N 愛称は、JR西日本と東日本が5月末に公募を始め、今月30日まで受け付け中。舟橋町長は5月31日付「町長コラム」で、「3文字の響きはいい」「県民の多くが『あれが剱岳だ』と指さすことができる」などと理由を説明した上で、「名前の通りシャープで、スピード感溢れる『つるぎ』で応募しようと思っている」と推した。剱岳は稜線の南側が立山町に含まれる。

 剱岳への登山口がある上市町も今月11日、町HPに愛称募集を告知するコーナーを設け、「上市町は“つるぎ”がいいね!」という一文を掲載した。町企画課は「応募数の多さに関係なくJR側が決めると聞いているので誘導をする気はない。剱岳は県民になじみがあり、『つるぎ』の車窓から剱岳を見てほしいという町の願いを込めた」と話す。

 新幹線駅が新設される黒部市は、新幹線関連の情報を集めた専用サイトでJRの愛称募集について紹介。同じく新幹線駅が開業する富山、高岡両市は、「市としてPRすることは考えていない」としている。

 一方、新潟県では新幹線が停車する上越市など5市を中心に構成する「新幹線まちづくり推進上越広域連携会議」が2〜4月に独自に名称を公募。上越市は今後、上杉謙信にちなんだ「けんしん」が1位となったことをJRに伝える方針。

 JR西日本金沢支社によると、これまで公募で決まった新幹線の主な愛称は山陽・九州新幹線の「さくら」や秋田新幹線「こまち」など。今回は応募案の中からJRが決定し、秋頃に発表する予定。
(読売新聞)


わたしも『つるぎ』を推しましたが、皆さん、如何でしょうか・・・
だんだん気に入ってきました!