北京市で28日、有害物質を含んだ濃霧が発生した。市内の一部地域では6段階の大気汚染指数のうち最悪の「深刻な汚染」を記録。当局はなるべく屋内に待機し、外出を控えるよう呼び掛けた。

20130629k0000m030136000p_size5 市中心部では数百メートル先のビルが白色にかすんだ。各地で微小粒子状物質「PM2.5」が大気1立方メートル当たり300マイクログラムを超える値を観測、日本の環境基準(1日平均35マイクログラム)をはるかに超える深刻な汚染状況。
 気象当局は、北京周辺の気圧配置により、汚染物質が拡散しにくい状況になったのが原因だとしている。

 北京市は2020年までに大気汚染を大幅に改善する目標を掲げ、対策を強化する姿勢をアピールしているが、改善の兆しが見えない。