ロシアの伝統模様と国土イメージ

 来年のソチ冬季五輪で授与されるメダルが30日に発表され、ロシアの伝統的な模様を施し、透明な素材を組み合わせた斬新なデザインとなった。
 メダルの約半分をくりぬき、透明素材で広大なロシアの国土をイメージ。大会組織委員会のチェルニシェンコ会長は「氷の結晶や太陽に照らされた雪山の輝きを連想させる。多民族国家や多様な文化の象徴として過去にないユニークなメダルが完成した」と説明した。直径10センチ、厚さ1センチで重さは460〜531グラム。1300個を製造したという。