垣間見える理事の思惑=決定に会長選も影響−20年五輪最終候補

 3カ月前の理事会でレスリングが五輪の中核競技から外れた直後、メダル返上など過激な反発が相次いだ。これに対し、あるIOC理事は「心証を悪くするだけ」と逆効果を指摘した。
 そこで選択を誤れば、存続の可能性は消えたが、国際レスリング連盟は軌道を修正。前会長を更迭して体制を刷新し、IOCの指摘通りにルール変更や組織改革を断行した。ラロビッチ会長の「変化がなければ残れなかった」の言葉は本音だ。
 IOCプログラム委員会のカラーロ委員長はサッカーに例え、「(除外された)1試合目は終了。(今回の)2試合目は0−0から(他競技と)同条件で始まった」と表現し、レスリングの取り組みが評価に値するものだったことを示唆した。
 だが、復活の道を与えた理事会には別の思惑が透けて見える。伝統を誇るレスリングの除外には、密室で事が進んだ不透明感があり、IOC委員からも問題視された。理事会としては、その反発を避けたかったようだ。
 退任するロゲ会長の後任を選ぶ9月の会長選には、既に6人が立候補を表明し、4人は現職理事。不信感が募れば、選挙戦にも影響する。
 4年前の経験もあった。2016年大会に追加する2競技を理事会で7人制ラグビーとゴルフに絞ったため、選択の余地を与えられなかったIOC委員から不満が出た。今回も途中段階では1競技に絞る方針だったが、3競技を候補に残すことで不満を抑え、レスリングの処遇も委ねた。
 五輪未採用のスカッシュが残り、新陳代謝を進めるという名目を保ち、復活を目指す野球・ソフトボールにもチャンスを与えた。分かりにくさもあるが、IOC理事にとっては最善の決定だった。
(時事)

13053022031過半数(総数14)の票を得る競技が出るまで、最下位を除外して投票を繰り返す。2競技目を選ぶ4度目と6度目の投票は最下位を決めるもの。0票で最下位の場合はすべて落とした。一つの競技が決まったら、0票だった競技も含め、落選したすべての競技を対象に投票をやり直す。2競技目の最初の投票では無効が1票あった。

夏季五輪の実施競技数は上限が28と五輪憲章で定められていて、残りの27競技はすでに決まっている。


各競技連盟における競技ルール、組織体制などまでを変えてしまう、この絶対権力には恐ろしさを覚える・・・

例えば、
野球とソフトボールでは、いままで別組織だったのを、ひとつの国際連盟にさせ。男子は野球。女子はソフトボールとしてカテゴライズさせ、球場も一緒。試合回数は7回へ統一。

これらは、IOCが直接指示したわけではないが、オリンピックに参加したければ、意に叶うように仕向ける。

 スポーツって何なんだろう?
 競技ルールって何なんだろう?
 そう言う意味で、オリンピックって何なんだろうか?

と、ふとっ思った。

少なくとも、選手本位では無いのは確か・・・