20130430-00000044-mai-000-3-view 気象庁は30日、日本付近に5月1日ごろから1週間程度、強い寒気が南下するため、北日本(北海道・東北)と東日本(関東甲信、北陸、東海)を中心に気温が平年を大幅に下回ると発表した。日本付近では偏西風が南に蛇行し、強い寒気が入りやすくなっており、北・東日本では19日ごろから気温が平年をかなり下回る状態が続いている。

 5月1日から5月7日までの期間で、はじめと終わりには気圧の谷の影響で雲の広がる日があり、明日5月1日は関東地方の南部で一時雨の降るところがあるが、期間の中頃は高気圧に覆われて晴れる見込み。
 最高気温・最低気温ともに、平年並か平年より低い。特に、期間の前半は最低気温がかなり低くなる所があり、関東地方北部の山沿いや甲信地方では霜のおりるおそれがある。降水量は、平年より少ない見込み。

 平均気温(4月19日から4月29日まで)(速報値)
           平均気温(度)  平年差(度)
札幌            7.3    −1.5
仙台           10.3    −1.5
秋田            8.8    −2.3
東京           14.5    −1.6
新潟           10.1    −3.0
長野            8.3    −4.2

北・東日本の長期間の低温に関する全般気象情報 第1号 (気象庁)