ことしの正月は、寒さは厳しかったが比較的天候に恵まれ、また積雪も多く、大山のスキー場では昨年を大きく上回る人出だった。

13010902 国立公園・大山のスキー場「だいせんホワイトリゾート」の年始(1〜6日)の入り込み客数は2万995人で、昨年同期(1万3364人)を57%上回った。
 今シーズンから中の原エリアに人口降雪機を導入したり、豪円山エリアの「キッズパーク」に動く歩道を導入するなどハード面を強化した。
 昨シーズンの総来場者数約19万9千人に対し、今シーズンは20万人突破が目標。尾関雅大営業主任は「曜日配列に恵まれて多くのお客さまに来ていただいた」と話し、女性グループ3人のうち1人を無料にする「レディースプラン」などをPR。一層のにぎわいに期待している。

 若桜町のわかさ氷ノ山スキー場の三が日の来場者数は約2400人で昨年より微増。天気に恵まれ道路事情も良かったが、他のスキー場でも積雪があり、分散したのではないかとみている。
(日本海新聞)



 今年最初の日曜日の6日、国立公園・大山にあるスキー場「だいせんホワイトリゾート」には、朝から大勢の家族連れや愛好家らが訪れ、雪の感触を確かめながらスキーやスノーボードを楽しんでいた。

 この日のゲレンデの積雪は110センチ。天候は曇りだったが、コースからは時折、大山北壁や日本海が望める良好なコンディションだった。還暦を機に20年ぶりにスキーを再開したという松江市石橋町、開業医山中利雄さん(62)は「昔のようには滑れないが、スキーの魅力に再び魅せられ、今はコブにも挑戦している」と話していた。

 だいせんホワイトリゾートによると、年末年始(12月28日〜1月3日)の来場者数は、前年比10%増の約1万9000人。天候に恵まれたのが要因とみられ、スタッフの下田大輔さん(26)は「今年はキッズパークに力を入れているので、来週の3連休も家族連れでにぎわってもらえれば」と話していた。
(読売新聞)