強風と降雪、各地で大荒れ 27日の岩手県内 (岩手日報)

1211283 27日の岩手県内は、上空の寒気や冬型の気圧配置の影響で内陸の山沿いを中心に雪となった。風も強く、住宅への被害や列車の運休などが相次いだ。
 各地の24時間降雪量(午後5時現在)は一関・祭畤21センチ、一戸・奥中山と西和賀・湯田12センチ、盛岡3センチなど。最大瞬間風速(同)は奥州・江刺で27・6メートル、盛岡で23・2メートルを記録した。
 県警などによると、強風で盛岡市境田町のアパートの屋根の一部がはがれ、隣家の窓ガラスを割るなど計3棟に被害が出た。
 JR盛岡支社によると、秋田新幹線、東北線、北上線など8路線の上下計56本で運休や遅れが生じ、約1万1850人の足が乱れた。IGRいわて銀河鉄道は上下計2本が運休した。
 東北電力岩手支店によると、強風による倒木で高圧線が外れるなどし、北上市和賀町藤根と岩沢地区の計175戸が一時停電した。