月山ワイン 仕込みピーク  (読売新聞)

月山ワイン 地元で栽培したブドウを原料にする「月山ワイン」の仕込み作業が、山形県鶴岡市越中山の月山ワイン山ぶどう研究所で最盛期を迎えている。
 月山ワインは、同市朝日地域で生産されるブドウを中心に造られており、甘味や酸味が強いのが特徴。今年は夏に快晴の日が多かったため、ブドウの育ちが良く、例年より糖度が高いワインが生産できるという。
 9月中旬から白ワイン、10月上旬からは赤ワインの仕込みが本格化。研究所では現在、生産者から運びこまれたブドウをベルトコンベヤーに乗せ、実の部分をつぶす破砕などの作業が行われている。
 研究所の阿部豊和さんは「質の良いブドウが育ったので、多くの人にワインを楽しんでもらいたい」と話している。仕込み作業は、11月中旬まで行われる。