ガソリン高、じわじわ 原油上昇、夏のうちに転嫁 (朝日新聞)

 ガソリンの値上がりが続いている。資源エネルギー庁が29日発表した全国のレギュラーガソリン価格(27日時点)は1リットルあたり平均146.5円で、前週より2.7円上がった。原油価格の上昇を、価格に十分に反映していないスタンドも多いようで、しばらくは高値が続く可能性もある。

333 全国平均の値上がりは3週連続で、6月上旬以来の水準になった。福井県では平均4.5円、北海道では平均4.4円も上がった。東京は平均2.6円、大阪は同3.1円、愛知は同2.8円、福岡は同2.7円など、高知県をのぞく46の都道府県が値上がりとなった。都内の激戦区などでは、この1週間で一気に4〜5円値上げした店も多い。ある都内の給油所の経営者は、他店との競争上値上げをためらっていたが、「レジャーなどで販売が好調な今のうちに転嫁しようと思っている」という。
 ガソリンの原料になる原油価格は、7月からじわじわ上がっている。代表指標である米国産WTI先物価格は、6月下旬から約2割上がった。欧米の景気がやや持ち直していることが上昇の理由だ。また、北海の油田では、労務問題が起きて生産が減った。米国では、干ばつでトウモロコシの収穫が減ってバイオエタノールの生産が減少。かわりにガソリン需要が増えた。

 原油高は続くのか。

 日本エネルギー経済研究所の永田安彦研究主幹は、原油価格自体については「いったん落ち着く可能性が高い」とみる。サウジアラビアなどが増産し、原油の不足感がやわらぐためだ。米国では油田が広がる南部にハリケーンが接近しているが、日米を含む主要7カ国(G7)の財務相は28日、価格が高騰する兆しがあれば石油の戦略備蓄を放出する可能性を示す共同声明を出した。ただ、店頭ではもう少し値上がりが続く可能性がある。みずほ総合研究所の真崎昭彦上席主任研究員は、「値上げのタイミングが遅れ、まだ十分に店頭価格に反映しきれていない給油所が多い」という。 夏休みが終わり販売が減る時期だけに、給油所は難しい判断を迫られる。


やはりガソリン価格が急上昇している裏には、こんな事情があったんですね。
だから思った以上にガソリンが高いです。