IP120424TAN000094000 冬季閉鎖中の下高井郡山ノ内町と群馬県草津町を結ぶ志賀草津高原ルート(国道292号)を開通前に歩く「雪の回廊ウオーキング」が24日、開かれた。約300人が参加し、雪の壁が両側に連なる道を歩いた。同ルート開通は25日午前10時。
 両町でつくる広域宣伝協議会の主催で8回目。昨年は降雪で中止になったため、2年ぶりの開催になった。
 年配の夫婦連れなどが10・7キロと5・7キロのコースを、長野県側と群馬県側それぞれを起点に歩いた。標高約2100メートルの群馬県側の山田峠付近では、道路脇の雪の壁が約8メートルにも達している。参加者は雪の壁を前に記念撮影したり、手で触れたりして楽しんだ。青空が広がり、志賀高原の笠ケ岳(2075メートル)などまだ雪に覆われた山々も望むことができた。(信濃毎日新聞)