レギュラーガソリン、今週は2円値上がり 3年5カ月ぶり高値水準
 石油情報センターが28日発表したレギュラーガソリンの店頭価格(26日現在、全国平均)は1リットル当たり157.6円となり、前週に比べさらに2円上昇した。6週連続での値上がりとなる。
 この間の上昇幅は14.7円に達した。このところ3週連続で3円以上値上がりしており、4週間ぶりに値上がり幅が2円以内に収まった。
 サブプライムローン問題で石油市況が高騰していた2008年10月14日の161.6円以来、約3年5カ月ぶりの高値水準。石油元売り大手は、イランへの経済制裁などによる原油価格の高止まりを受けて卸価格を引き上げており、店頭価格への転嫁が進んだ。
 47都道府県すべてで値上がりした。3.9円上昇して全国最高値となった長崎県の163.2円を筆頭に、北海道、東京など9都道県で160円を突破した。
 ハイオクは前週比2円高の168.4円、灯油(18リットル)の店頭価格は14円高の1762円。灯油価格の上昇はこれで12週連続。(産経新聞)


レギュラーガソリンがリッター200円を超える“平成のオイルショック”がやってくるかもしれない・・・
 この高騰の背景にあるのは、イランの核開発問題に端を発する中東情勢の悪化だ。武力行使さえも示唆する強硬姿勢のアメリカ、今年7月よりイランからの原油輸入禁止という経済制裁を決定した欧州連合(EU)、さらに長年軍事的対立が続くイスラエル、これらの国々との間で、かつてないほど緊張状態が高まっている。
 そして、さらなるガソリン価格急騰の引き金となりえるのが、対抗手段としてイランが示唆しているホルムズ海峡の封鎖だ。
 ペルシア湾とオマーン湾を結ぶ、原油輸送の要所であるホルムズ海峡。ここをイランが封鎖した場合、日本の原油価格にどのような影響が及ぶのか?日本が輸入する原油の8割以上はホルムズ海峡を通って送られているため、封鎖が実現した場合、原油価格は間違いなく高騰する。(週プレNEWS)


日本の原油の最大の調達先は中東地域で全原油輸入量(2010年度)の86.6%を占める。
 サウジアラビア・・・29.2%
 アラブ首長国連邦・・・20.9%
 カタール・・・11.6%
 イラン・・・9.8%
 クウェート・・・7%
 イラク・・・3.3%
 オマーン・・・2.7%
 その他・・・2.1%

レギュラーガソリンがリッター160円台になれば、08年10月以来となる。過去最高値は08年の185.1円。