全日本スキー連盟(SAJ)の役員改選で手続きに不正があったとして、評議員らがSAJを相手取り、鈴木洋一会長と会長推薦理事5人の地位不存在確認を求めた訴訟の控訴審第1回弁論が8日、東京高裁であり、設楽隆一裁判長は和解を勧告した。原告、被告双方が応じない場合、来年2月9日に判決が言い渡される。
 一審の東京地裁は今年8月、原告側の主張を認めSAJ敗訴の判決を言い渡した。