高速道路の料金制度を検討する国土交通省の有識者委員会は10日、2050年度に予定している高速道路会社の債務完済後も、利用者の料金負担は必要だとの認識で一致した。老朽化する道路の維持・管理費をまかなうため。政府はこれまで道路会社が債務を完済すれば、高速道路料金を無料にするとしていた。有識者委は年内に、道路料金などに関して中期的な提言をまとめる。

 政府の計画では、50年度までに徴収する料金収入を高速道路の建設費などにあて、その後は利用者に無料開放することになっている。50年度以降の維持管理費は税収でまかなう予定だ。民主党も高速道路料金の原則無料化を掲げている。

 だが委員会は「景気低迷で税収が減少しており、今の計画では50年度以降の維持・管理コストがまかなえない」と判断。50年度以降も利用者に料金負担を求める方針を示した。


2050年の話をされても困りますね!
民主党が声を大にしていたマニフェストの高速無料化構想は『有言無実』となってしまった・・・

民主党マニフェスト2009
民主党マニフェスト2010