『今冬の気温低い恐れ・・・』

 気象庁は11日、南米ペルー沖の海面水温が下がり、世界的な異常気象の原因となる「ラニーニャ現象」が、今冬にかけて発生する恐れがあるとの監視速報を発表した。ラニーニャが発生すると、東日本から沖縄・奄美にかけて、冬の気温が平年より低くなる傾向がある。

 監視海域の9月の海面水温が基準値より0.6度低かったことなどから判断した。先月発表した寒候期予報(12〜2月)では東、西日本の冬の気温を平年並みとしているが「影響は分析中」という。

 前回のラニーニャ現象は2010年夏に発生、今年春に終息している。

詳しくは気象庁エルニーニョ監視速報を参照