今朝の長野県中部を震源とする地震(マグニチュード5.4、最大震度5強)は、松本市から塩尻市に延びる活断層「牛伏寺(ごふくじ)断層」(長さ約17キロ)に近かったとのこと。
 牛伏寺断層は、政府の地震調査委員会が今月9日、東日本大震災の影響で動きやすくなり、地震発生確率が高まった可能性があると発表していた場所だ。同断層を含む「糸魚川―静岡構造線断層帯」が動いた場合はマグニチュード8程度と予想され、大震災前には今後30年間の地震発生確率が14%と評価されていて発生確率が更に上がるとされていた。

牛伏寺断層牛伏寺断層は、北西−南東方向に延び、断層面が水平方向にずれる「横ずれ断層」。同課によると、通常は陸側のプレート(岩板)の下に潜り込む太平洋プレートに押され、地殻変動の向きは西向きだが、巨大地震による陸側プレートの跳ね返りで、東向きに変化。これにより、東側から西側へ断層を押さえ付ける力が弱まり、力の向きは断層がずれる北方向に傾いた。連動して、西側から押す力は南方向に傾いたとみられるとしている。


長野県断層帯今日の地震が本震なのか?、余震なのか?掴みきれないが、当面は警戒レベルを上げて行動するのが懸命と思われる。
我々スキーヤーは、列島の地震の巣と言われる断層帯や火山帯を縦横無尽に車で移動することが多い。
移動中はラジオやテレビなどをかけて、緊急地震速報などを察知しやすいようにし、速度は控えめが望ましい。


気をつけて行動しよう。