高速道路料金の「土日・祝日上限1000円」割引制度や無料化実験が、東日本大震災の復興財源確保のため19日に中止される。 「その前に」と言うことで、駆け込みで車で行楽地に繰り出す家族連れらの姿が目立ってきた。
 制度導入から2年余り、追い風を受けた行楽地では「復興のためならやむを得ないが、客足は一気に減りそう」と不安が広がっている。
 各高速道路のサービスエリアは5日(日)、午前中から大勢の家族連れでにぎわった。関係者からは「いつもの週末より客が多い」とのこと。
 客の多くは「割引があるうちに」と遠出する人たち。ある家族連れは「1000円なら距離を気にせず、気軽に高速が使えた。家族旅行の機会が以前より増えたが、今後は出かける回数が減りそうだ」と残念がっていた。(読売新聞より抜粋)

5日夕方の高速道路は、どこも渋滞に見舞われた。場所によっては、GW並みの渋滞だったのではないか?
あと2回の週末。天候にも左右されると思うが、各地での渋滞は避けられそうにない。

ところで、
 スキーなどの関係者も、この「高速1000円」の恩恵に与っていたと思う。これからのシーズン、どうなっていくのだろう?
 この夏ごろを目途に東北地方の高速道路は、全ての車種で無料化となる話もある。ある意味、その方面への移動へは、無料化の恩恵が受けられる。関東を起点とした場合、甲信越や中部北陸方面への移動コストは、ガソリン高騰と手伝って、厳しくなる状況は避けられない。
 今後も従来の高速割引制度は残るとのことだから、夜間・深夜走行など時間帯とETC数枚を駆使して、コスト削減に努めるしかなさそうだ。
 一度、楽を覚えてしまうと、中々、昔のようには戻れないのが辛い。