『スキー場の雪を翌シーズンにも再利用を可能にする』という発想が出てきた!

その立役者は、
「スノーシート(SnowSeat)」と言う雪氷エネルギープラント向け遮熱断熱シートだそうだ。

スキー場の雪を効率よく保存し、翌シーズンまで活用できる保護シートによって、降雪不足でも早い時期にスキー場の営業を始めやすくする。
設置や保存が手軽で電気代もかからないメリットがある。

Snowsheet2「スノーシート」は、工事現場などで通常使っているシートを活用。
白に近い色の表面を特殊な素材でコーティングして、太陽光線を80%以上反射して熱を通しにくい仕組みになっている。
裏側は銀色の袋状にして断熱材を入れており、シートをかぶせた雪山に熱が伝わりにくくしている。





Snowsheet1使い方は、くぼ地などに溜めた雪の上にかぶせるだけ。
耐用年数は5年以上。
シートの価格は1平方メートル当たり数千円程度。

人工降雪機を使う場合に比べてランニングコストを抑えられる。
数年でシートの投資コストは回収できると試算している。




今回の発想は、
雪氷エネルギーsystem「新千歳空港で導入した雪冷熱を使った冷房システムでスノーシートが採用され、データを集めたところ約7割の雪が残った。」ことからである。
オフシーズンに気温が北海道より高い本州でも「雪山の大きさにもよるが、6割程度は十分に残り、問題なく対応できる」とのこと。




新千歳

昨今の温暖化などの影響もあり、
スキー場ではシーズン当初の雪不足で、予定通り営業を始められないことが悩み。開業が遅れると、周辺のホテルの宿泊予約のキャンセルなどにつながり、地域にとっても痛手となるため、期待の声も大きい。

今後、北海道をはじめ、雪あり県のスキー場での展開を計画中だとか・・・。